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三菱電機 FX-507 JEAGAM 10石トランジスター2バンドラジオ受信。MITSUBISHI 三菱 JEAGAM FIC-404 トランジスタラジオ FM/MW/SW。JP-505 (ジーガム505） 三菱のBCLラジオ | じんけいの修理日記。変わったデザインのモデルです。
FM,AMのチューニングスケールが分かれて居て2つの窓になって居ます。
見易いとは思いますが、別に分ける必然性は無い筈で、単純に他モデルとの差別化を意図した結果でしょう。
チューニング窓が２つあるのはワールドボーイ1000と言うナショナルのモデルがありましたが、彼方は横型、此方は縦型で印象が大分違います。
発売は74年で、既にラジオはBCL全盛の時代でした。
従って三菱もこのモデルと略同じ時期に短波を受信出来るジーガムの3バンドモデルも出して居ます。
此方はダブルスーパーヘテロダイン方式をポータブルでは最初に導入しており、非常に高感度、高選択度というのがマニアに受けたのか、それなりに売れた模様です。
とは言えダブルスーパーのモデルは2万円オーバーで、デザインもノツペラボーの様なヌリカベの様な独特のもので、好き嫌いは別れたでしょう。
このモデルは単なる2バンドでアクセサリーも少ないのに￥13500もしました。
当然販売は苦戦したかと思います。
他社の競合機はアクセサリー満載で￥12000前後でしたし、小生が傑作と見做しているワールドボーイTXはアクセサリーは少ないものの3バンドでもっと良い造り、音でしたが￥13900でしたから。
それでも今このモデルは結構人気があります。
特異なデザインと意外に音も感度も良い為でしょうか。
ヘビースモーカーのユーザーさんが多い様子なのもジーガム中古の共通点で、表面のヤニ落としが大変です。
一方で、TX同様アルカリに弱い塗料をレタリングに使っている様で、ヤニを落とすと同時にレタリングも掠れてしまうのは困り物です。
この個体は機械的には全く問題なく、高感度、高音質です。
一方で前述の理由でレタリングが見えない場所があります。
トンボ目ACコードはお付けします。

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ラジオ日米戦：Radio 三菱 MITSUBISHI Jeagam JP-505 vs AFN。
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